スティーブ・ジョブズ 名語録 桑原晃弥著

はじめに

ジョブズは「優れた製品」だけでなく、「長く成長し続ける企業」も残すことに成功した。そしてもう一つ、ジョブズが残したのは「何も持たない若者でも世界を変えられる」という事実である。アップルを創業した頃のジョブズは、学歴もなく、縁故もなく、技術もお金も経営手腕も持たない若者だったが、たった一つだけ「自分以外誰も信じていないビジョンと情熱」を持っていた

序章
今も残り続けるジョブズの「魂」

ジョブズはずっと「組織」について考えていた
ジョブズという唯一無二のカリスマを失っても、なぜアップルは成長できたのだろうか。ジョブズがつくり上げたアップルという組織にこそ本当の強みがある。

ジョブズがつくり上げたのは「イノベーションを生み出す組織」
会社という組織そのものを「優れた組織」にすることこそがイノベーションを起こし続けるために必要と気づいていた。

第1章
「発想のセオリー」を語る

人生の指針:倦むことなかれ、愚直であり続けよ。「Stay hungry, Stay foolish」
時代の最先端を選ぶ:コンピュータに進んだのは、やっている人がほとんどいない領域だったからだ。
ベンチャースピリットの重要性:海軍に行くなら海賊になったほうがいい。大企業になってもベンチャースピリットを大事にしていた。
選択と集中:イエスではなくノーと言うことだ。何かに絞り込むということは、イエスではなくノーと言うこと。

第2章
「ヒットの秘密」を語る

究極のシンプルを実現する:3回以上もボタンを押させるな。ヒット商品はどれも、美しいくらいシンプルである。
見えないところへのこだわり:優れた大工はキャビネットの裏に使うからといって、質の悪い木を使ったりしない。
アイデアを活かすには:「できるわけがない」で大幅に改悪される。「つくれやしない」でまた大幅に改悪。こうしてわざわざ敗北を引き寄せる。みんなが賛成するアイデアにろくなものはなく、むしろ少数の人が賛成し、あとは反対するくらいのほうがヒットにつながりやすい。
ちょっとではなくものすごく:ベルは、電話を発明する前に市場調査などしたか?今ある製品について市場調査をするのはいいが、世の中にほとんど出回っていないものや、見たこともないものについて市場調査をするのは無意味だ。

第3章
「イノベーション」を語る

競合に勝つ方法:美女にライバルがバラを10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ。大切なのはライバより「ちょっといいもの」をつくることではない。世の中が思いもつかない「圧倒的にすごいもの」をつくることなのだ。
イノベーションの源泉:イノベーションの出どころは、夜の10時半に新しいアイデアが浮かんだからと電話し合ったりする社員たちだ。
模倣と創造:私たちはいつも偉大なアイデアを臆測もなく盗んできた。アップルは埋もれた技術の価値を見抜き、すごい製品にする点で独創的なのだ。
点をつくることの重要性:創造とは結びつけること。今、目の前にあるものと、過去の経験や知識が結びつく中で、新しいものが誕生する。創造的な人間は、何かを見ているうちに、過去の経験をつなぎ合わせ、新しいものを統合することができる。

第4章
「プレゼンテーション」を語る

プレゼンへのこだわり:最高の製品だから、最高の発表をしなければならない。共同創業者の一人のマイク・マークラは、本を買う人は表紙を見て買うのだと。成功したいのなら、成功した企業のように振る舞わなければならない。

第5章
「リーダーの条件」を語る

本来の力を引き出すには:優れた仕事をできないのは、たいていの場合、彼らがそう期待されていないからだ。
シンプルにノーと言う:「これは無理だ」と38個の理由を並べた。そこで言った。「いや。これをつくるんだ」。できない理由を挙げるだけなら誰だってできる。大切なのは「どうすればできるか」を考え、実行する力だ。
クリエイティブを発揮させる:即戦力なんて存在しない。だから育てるんだ。

第6章
「危機の乗り越え方」を語る

過去にとらわれない:昔を振り返るのはここでやめにしよう。大切なの明日、何が起こるかだ。過去を否定する必要はないが、過去にしがみつくのは愚かすぎる。

第7章
「生と死」を語る

教育の重要性:子供の頃に少し矯正してやるだけで、その後の大きな違いが出る。平等なチャンスとは、何よりも優れた教育だと思う。子供の頃にほんの少し進む道を矯正してやるだけで、その後に大きな違いが出る。
何のために働くのか:歳をとればとるほど、動機こそが大切だという確信が深まる。仕事の目的がお金や名誉ではなく、革新であった。
時間を無駄にしない:この地上で過ごせる時間には限りがあります。本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。
今日1日にベストを尽くす:墓場で一番の大金持ちになっても意味はない。充実した人生を送るためには、絶えず「死」を意識のうちにおくのがジョブズの生き方だ。
起業で成功する条件:必要なのは、世界に自分のアイデアを広めたいという思いだ。金が目当てで会社を始め、成功させた人は見たことがありません。
自分の生き方を見直す:今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいか?もしあなたが毎日、これが最後の日と思って生きるなら、いつかきっと正しい道に進むだろう。

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