心室頻拍のアブレーション

心室頻拍のアブレーション
心室期外収縮(VPC)は、無症候の場合でも、心機能低下の改善や防止を目的とした適応を考慮しなくてはならず、悪性心室性不整脈である心室頻拍(VT)や心室細動(VF)では、再発防止のために薬物療法や非薬物療法を考慮しなければなりません。

VPCに対するアブレーションの適応
症状や心機能低下の原因となる可能性の高い頻発性VPC(1日総心拍数の約10%以上)に対し、薬物治療が無効または副作用のため使用不能な場合、あるいは患者が薬物療法を希望しない場合には、classⅠでVPCに対するカテーテルアブレーションが推奨されています。
VPCの心機能低下の機序としては、脈結滞による心拍出量の低下、それに伴う血圧上昇および交感神経活動亢進が報告されており、VPCによる心室収縮同期不全が最大の問題とされます。
全てのVPC患者が心不全を発症するわけではないです。VPC発生頻度が10%未満の場合にはLVEF低下はみられないとの報告があります。

参考文献:「日本内科学会誌 114② 不整脈治療最前線 日本内科学会」

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