梶が谷駅前内科クリニック
公式ブログ
梶が谷駅前内科クリニック
公式ブログ
植込み型心臓電気デバイス(CIEDs)には、徐脈性不整脈に対するペースメーカー、心臓突然死予防のための植込み型除細動器(ICD)、心不全に対する心臓同期療法(CRT)、不整脈診断のための植込み型心電計(ILR)などがあります。
ペーシング治療
1)徐脈性不整脈に対するPM(ペースメーカー)
進行した洞機能不全(SSS)や房室ブロック(AVB)では、脳虚血症状(めまい、ふらつき、失神など)を引き起こし、患者のQOLを著しく阻害し、場合によっては突然死のリスクを高めるため、PMが適応されます。LP(リードレスペースメーカー)も開発されています。
2)CRT(Cardiac Resynchronization Therapy)
正常な心臓は、刺激伝導系によって運動の協調性が維持されています。この協調性は、心筋障害により阻害されるため心不全患者においては失われ、逆に右室ペーシングや左脚ブロックによる左室の伝導障害によって失われることで協調運動不全心不全を誘発することがあります。両心室PMはこの協調運動不全を改善するため心臓再同期療法(CRT)と呼ばれます。
3)CSP(Conduction System Pacing)
高頻度な右室ペーシングは協調運動不全を引き起こし、いわゆるペーシング誘発性心筋症を発症することがあります。また、心不全とAVBが併発し(いわゆるブロックHF)高頻度の右室ペーシングが予想される場合は、本来はCRTが適応でありますが、CSPはより生理的な刺激伝導系ペーシングであり、ペーシング誘発性心筋症の予防とブロックHFに対する治療として注目されています。
ICD
ICDの適応には、持続性の心室頻拍(VT)や心室細動(VF)の既往に対する二次予防と、これらの既往を有さないが心臓突然死のハイリスクに適応さる一次性予防があります。冠動脈疾患、非冠動脈疾患、そのほか、肥大型心筋症、不整脈原性右室心筋症、イオンチャネル病(ブルガダ症候群とQT延長症候群など)があります。完全皮下埋込み型ICD(S-ICD)も開発されています。
参考文献:「日本内科学会誌 114② 不整脈治療最前線 日本内科学会」
《関連ページ》
''''
Copyright © 2026 梶が谷駅前内科クリニック All Rights Reserved.
川崎市高津区末長1-9-1スタイリオ梶が谷MALL 6F 044-872-8452
powered by Quick Homepage Maker 7.3.0
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK