梶が谷駅前内科クリニック
公式ブログ
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尿道炎は、排尿痛と尿道分泌物を主な症状とする疾患です。
原因微生物により,淋菌性尿道炎と非淋菌性尿道炎に分類されます。
非淋菌性尿道炎のうちクラミジアが検出されるものをクラミジア性尿道炎とし,淋菌,クラミジアがともに検出されない尿道炎を,非クラミジア性非淋菌性尿道炎と呼ばれます。
非クラミジア性非淋菌性には、トリコモナス、マイコプラズマ/ウレアプラズマなどが挙げられます。
日本での頻度は、クラミジアが最も高く、次いで淋菌となっています。
診断は、尿検査で診断し、淋菌性尿道炎では、20-30%にクラミジアが同時に検出されますので、尿検査で核酸増幅法を用いて淋菌・クラミジアを同時に検査することが勧められています。
ただし、非淋菌性では、クラミジアの検査のみ保険適応となっていますので、他の病原菌の検出は保険では行っておりません。
尚、マイコプラズマ/ウレアプラズマに関しては、自費診療(保険外診療)にて検査も行えます。
治療は、それぞれ抗生剤の推奨治療薬がありますが、淋菌では点滴治療、クラミジアでは、内服治療が第一選択薬となっています。
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