血管合併症予防のための糖尿病診療

糖尿病の血管合併症では、大きく細小血管(神経、目、腎臓)と大血管(心臓、脳血管、下肢)に分けられます。

糖尿病の治療のために、血糖コントロール(血糖値を下げる)を行いますが、急激なコントロールや低血糖は注意が必要です。

糖尿病の血液検査として行うHbA1cは、大血管よりも細小血管と関連が大きいことが示されています。

最近の治療薬の中で、SGLT2阻害薬(尿中に糖分を排出する薬)は、従来の薬と比べ、腎臓の合併症(腎症)の進行を抑えることが示されています。

ただし、血管合併症の予防には、糖尿病のコントロールだけではなく、血圧やLDLコレステロール、禁煙なども含めた複合的なコントロールが重要となります。
欧米では、メトホルミンが大血管合併症の予防効果があることやSGLT2阻害薬が大血管合併症の再発予防(2次予防)に効果があることが示されています。

合併症予防の観点から、血糖コントロールは、HbA1c7%未満(ただし、低血糖ないように)とし、合併症のモニターとして、細小血管では、目(眼底検査)、腎臓(アルブミン尿)、神経(足の診察)、また、大血管では、心臓(心電図や冠動脈CT)脳血管(頸動脈エコー)下肢(ABI)などの検査をすることが有用とされます。

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