禁煙補助薬のニコチンパッチ

禁煙のための治療薬(補助薬)には、大きく2種類ありますが、その一つにニコチンパッチ(張り薬)があります。

基準を満たせば、保険適応となります。

禁煙治療を受ける方は、12週間(約3か月)に計5回通院となります。

治療法は、ニコチネルTTSとういう張り薬を、1日1回張り替えるだけですみます。

初回から2回目の通院(2週後)、さらに3回目の通院(4週目)までは、ニコチネルTTS30を使用します。
その後、4回目の通院(8週後)までの間は、はじめの2週間は、ニコチネルTTS20を使用し、次の2週間は、ニコチネルTTS10とだんだん小さい薬となります。
8週までで張り薬による治療は終了します。

その後の5回目の通院(12週後)までは、薬もありません。

市販のニコチンパッチもありますが、お薬の有効成分がやはり多く含まれること、また、市販のものでは、睡眠中はパッチをはがさなくてはならず、有効性、持続性の面から禁煙効果が違ってきます。

飲み薬に抵抗のある方は、張り薬で治療が可能となり、また、飲み薬が合わずに、途中から切り替えることも可能です(ただし、12週間の治療期間内で終了するようにする必要があります)。

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