脂質異常症の原因

脂質異常症はその成因により、血清脂質やリポ蛋白の代謝系に内在する異常(多くは、遺伝子異常)から発症している原発性脂質異常症と、他の外因や疾患に続発して起きている続発性脂質異常症に大別されます。

続発性脂質異常症でよくみられる基礎疾患
糖尿病・甲状腺機能低下症・クッシング症候群・先端巨大症・褐色細胞腫、肥満(特に内臓脂肪型肥満)など内分泌疾患
ネフローゼ症候群・慢性腎不全などの腎疾患
閉塞性黄疸・原発性胆汁性肝硬変・原発性肝癌などの肝疾患
副腎皮質ステロイド薬・経口避妊薬の使用などがあります。

参考文献:「一般社団法人 日本内分泌学会」

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