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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が止まる病気です。
「Sleep Apnea Syndrome」の頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。

10秒以上の呼吸停止を無呼吸とし、
無呼吸が一晩に30回以上、もしくは1時間あたりに5回以上あれば、睡眠時無呼吸です。

主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。

また、SASは高血圧糖尿病などの生活習慣病や
心疾患脳卒中と密接に関係しているとされ、
放置すると生命の危険に及ぶこともあります。

また、SAS特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。

睡眠

睡眠時無呼吸のセルフチェック

1.毎晩大きないびきをかきますか?

2.「睡眠中に呼吸が止まっていた」と指摘されたことがありますか?

3.昼間に、眠くなることがありますか?
 (居眠り運転をしそうになったり、会議中にうとうとしてしまうことがよくありますか?)

4.朝起きた時に、寝たはずなのに疲れが残っている感じや頭重感・頭痛がありますか?

5.若い頃より体重が増えて、顔つきが変わったと言われますか?

6.メタボリックシンドロームの傾向はありますか?

気になる症状がある方は、ご相談ください。

検査について

簡易検査は、自宅で普段と同じように寝ている間にできる検査です。
手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。
保険適応で、診療代を除く検査費用は3000円弱くらいです。

精密検査は、簡易検査よりもさらに詳しく、睡眠と呼吸の質の状態を調べる検査です。
終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査と呼ばれます。
専門の医療機関に入院して行う検査です。

治療について

SASの治療とは長い付き合いになります。
治療を始める前に自分のSASの重症度をきちんと把握しておくことが大切です。

治療法には、症状を緩和させるもの(対症療法)と、
根本的にSASの原因を取り除くもの(根治療法)とがあり、
いずれも患者さんの重症度や原因にあわせて最適な治療法が選択されます。

1.CPAP療法

「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)」療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。
寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させます。
保険適応で、費用は月々4000円強くらいです。

2.マウスピース

歯科装具(マウスピース)で治療するケースもあります。
下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぎます。

3.外科的手術

原因が、アデノイド扁桃肥大などの場合には、摘出手術が有効な場合があります。

検査も治療も健康保険が適用になりますので、ご相談ください。


保険診療上のCPAPの開始基準
在宅持続陽圧呼吸療法とは、睡眠時無呼吸症候群又は慢性心不全である患者さんについて、在宅において実施する呼吸療法のことです。

ウ 以下の(イ)から(ハ)間でのすべての基準に該当する方が対象。ただし、無呼吸低呼吸指数(1時間当たりの無呼吸及び低呼吸数をいう)が40以上である方については(ロ)の要件を満たせば対象患者となります。

イ 無呼吸低呼吸指数が20以上である方。
ロ 日中の傾眠、起床時の頭痛などの自覚症状が強く、日常生活に支障を来している方。
ハ 睡眠ポリグラフィー上、頻回の睡眠時無呼吸が原因で、睡眠の分断化、深睡眠が著しく減少又は欠如し、持続陽圧呼吸療法により睡眠ポリグラフィー上、睡眠の分析が消失、深睡眠が出現し、睡眠段階が正常化する方。

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