梶が谷駅前内科クリニック
公式ブログ
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日本人の虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の危険因子(リスクファクター)には、年齢、高血圧、糖尿病、喫煙、脂質異常症、肥満などがありますが、欧米に比べて、喫煙率が高いと言われています。
狭心症の症状(胸痛など)は、一般的には冠動脈の狭窄が75%以上(内腔が25%未満)に狭くなってから出現すると言われますが、心筋梗塞の約70%は、冠動脈の狭窄が50%未満であり、心筋梗塞を起こすまでに狭心症症状が出ない可能性もあります。
40代~50代の働き盛りで、喫煙だけがリスクファクターで、労作時に胸痛はないが、息切れだけの症状が現れることがあります。
検査では、安静時心電図、運動負荷心電図、心エコー、冠動脈CT、心臓カテーテル検査などありますが、上記の場合、冠動脈CTが有用になる可能性があります。
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