梶が谷駅前内科クリニック
公式ブログ
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認知症のリスクを調べるMCI(軽度認知障害)スクリーニング検査とAPOE遺伝子検査
軽度認知障害(MCI)とは、健常者と認知症の中間の段階を指します。認知症予備軍とも言われ、そのまま過ごすと約5年でその半数以上が認知症に進行すると言われています。
MCIスクリーニング検査は、アルツハイマー病の前段階であるMCIのリスクをはかる血液検査です。血液中の3つのタンパク質(アポリポタンパク質(ApoA1)、補体蛋白質(C3)、トランスサイレチン(TTR))を調べることで、MCIのリスクを判定します。
また、アルツハイマー病や高齢者の認知機能低下に関与する重要な遺伝子のひとつにAPOE遺伝子があります。
このAPOE遺伝子には3つの型があり、中でもAPOE-ε4型を持つ場合、アルツハイマー病を発症するリスクが高いことが分かっています。
APOE遺伝子検査は、APOE遺伝子型を調べることで認知症を発症するリスクを測定する血液検査です。
当院では、予約制(電話予約:044-872-8452)でMCIスクリーニング検査(25,000円税込)およびAPOE遺伝子検査(20,000円税込)を行っております。結果報告は、2-3週間後となります。
50歳以上の方、認知症への不安のある方、家族の異変に気付いた場合などでご利用なさる方が多いです。最近の研究ではMCIの段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができると分かってきています。一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。
尚、有酸素運動が健常高齢者ならびにMCIの認知機能低下を防ぐことは多くの研究成果で報告されており、また、ボードゲーム、読書、楽器の演奏、ダンスなどは認知症予防に効果があると言われています。
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